2005年12月

05年12月2日

もぅお歳暮はやめましょう

宅急便の仕分け作業をやってきたが、ほんまお歳暮とかやめた方がいい。
商品があそこまで雑に運ばれていくとは知らなんだ。京都なだけに漬物が多かったが、「たまごにつき投捨厳禁」「この面を上に」「この上に物を載せないで」「丁寧に扱ってinプリン」などの文句は全く無視され、コンベアからは溢れるように商品が落ちていく。仕分けするのも時間ないから投げまくり。この時期に贈るものはみんな包装が汚くなりそうやな。お歳暮贈るならせめて卵みたいな壊れ物は避けた方がいい。時期もずらした方がいいって。
基本的に住所とか読む余裕ないけど、ふとあて先を見た時「タニグチミツコ」って見えたのがショックやって、そこから頑張れた気がする。



年賀状関連書籍が犬猫に独占されている件

本屋に行けば、間違いなく目に飛び込んでくるのが年賀状関連書籍。
昔は赤ちゃんの写真だったはずの表紙には、85%犬、10%猫、5%他と言う感じが主流らしい。
確か4歳以下の児童人口よりも飼い犬の方が多いんやったっけ?ってか年賀状もやめた方がいいって。年末年始に休むどころか普段よりしんどい郵便局がかわいそうや。俺はそういう不平等なことは改善するべきだ思います。(まぁ年賀状制作が間に合う自信ないってのが大きいが)



スマブラプロジェクト採用

任天堂がついにレボリューション(仮称)向けソフト「大乱闘スマッシュブラザーズ(仮称)」の開発スタッフを募集しだした。既に高水準の開発者が揃っていながらもスマブラ開発専門スタッフ採用をするあたり熱意の高さが伺えるね。
このレベルのゲームになると開発開始から1年で発売というのは難しいと思うが、レボと同時発売は誰もが期待し、現実となるやろうからまぁレボの発売も来年冬と言ったところか。

05年12月4日

ライオンズクラブ国際協会335-Cレオ31期地区統一アクト「クリーンピック」

小雨の市内大清掃、期待通りに楽しめた。a-nも積極的にごみの計量など頑張ってくれた。
清掃が始まってすぐの烏丸御池の交差点付近で、南先生夫妻と出会った
南先生と言えば、内部進学面接でミツコ先生に落とされた俺を二次面接で救ってくれた救世主であり、学園祭準備に乗じてNintendo64とスマブラを持ち込み教室で遊んでいたところを目撃され没収されたものの何故か理解を示してくださりすぐ返してくれた神である。
しかも、出会った時の一言は、「なんか若者が清掃してるなぁと思てたらやっぱりお前らか」。なんとなく感づいていたとのことでした、やはり神です!また会いましょう。

というわけで参加者約90名、拾ったゴミは38.4kg、たばこの本数は5837本
ちなみに俺らのチームは拾う煙草の総本数を5853本と予想していて、わずか16本差で当てていたという快挙を見せつけた。
雨の中清掃に来てくれたみなさん、VBCの猛者達、そして南先生、ありがとう。



富士ネス

2006年、夏。まぁここを見てもらえば分かりますが、富士山本宮浅間大社ができて1200年目の年にあたるそうで、それに全く関係のない人たちの間で何やらMATURIをやる計画が進行中という情報をキャッチしました。
噂によると、富士山頂で屋台対決をし、売上高と売上利益率を競うと言うビッグな企画だそうで、あるチームはあったかい懐炉を使ったサービス業を考えているとのこと。企業秘密のため詳細は言えないとのことでしたが続報に期待しましょう。個人的にはこたつで麻雀などできれば嬉しいのですが。



三国志大戦解禁

得たもの:討伐成功、李典の看破発動、新君主「殿下」(=でっくん)の誕生
失ったもの:マシュマロ、ゼミ遅刻、でっくんのメガネ
次回禁止開始予定日:12月10日(みやま会)。解禁予定日:12月25日(九州)。

05年12月7日

ドラッグユタカ六地蔵店開店

オープンセールの応援スタッフとして働いてみた。普通に店員やるだけ。
薬業界では新店舗を開店する時には、関係する卸売り業者に応援を要請するらしい。そのため謝礼もなしに休日出勤をさせられたりする。俺が仲良くなった飲み薬の卸業者の人は名古屋からかけつけたらしい。
まぁ要するに小売業優位の社会が築かれてるわけやが、マツモトキヨシなどは朝から夜9時ぐらいまで手伝わされるらしい。ユタカはお昼代として千円もくれたし18時には応援スタッフ解散という良心っぷり。薬業界は薬剤師やと卸も製造も販売もできる上、文化的にも特殊と言っておられたが、いろいろあるんですねぇ。

ちなみに、いろんな客を見た。店員の間では有名な万引き家族とか。俺は気づかずに買い物かご渡してたけど、後から聞いてみれば確かに印象的な家族で、皆ぱじゃま姿…。
他にも薬剤師に絡むやーさん風の人とか、2500円以上の抽選に挑戦できず大声でキレるおばちゃんとか。客商売は大変ですねぇ。



空道

空手と柔道を複合させた総合格闘技があるそうじゃないですか。
想像するだけでかっこいい。打つわ投げるわ恐いし近づきたくない。
日本で生まれた競技やのにロシアで育てられてるそうで。ロシア勢い大活躍。
まぁ相撲にしてもそうやわね。スポーツだけやなく企業とかもそうっぽいけど。
もはや何人がどうこうという話は古いな。富士山登頂人数もいずれは海外勢が勝つねんし。

05年12月8日

W杯かぁ

サッカーを観てて思うのが、経営者ってやっぱり監督なんかなぁ?と。
単純に役割で言うとFWが営業、MFが製造、DFが経理、キーパーは総務、サポーターは個人投資家、オーナーは機関投資家、スポンサーはお得意様、審判は法律、体調は為替、天候は景気、敵の陣形は把握すべき市場、ボールは利益(追いかけるもの)、靴は従業員を守るから福利厚生、フィールドコンディションは社会現象、
とまぁこじつければきりが無い。そういや監督ってどこのポジション上がりが多いんやろ。ジーコさんはFWちゃうの。まぁどうでもえぇか。

ちなみに相撲で例えると悲しいことになる。
相撲部屋が会社なので親方が経営者ですか。女将さんは秘書で行司さんが法律?土のもられた戦場が市場であり、丸い綱は越えたら負けなので損益分岐点もしくはキャッシュフローマイナス…。
試合前に撒く塩はマーケティングってとこですか。座布団投げてる客は総会屋かもね。
いやーそれにしても海外勢強いね。またその話かぃ。高見盛頑張れ!

05年12月10日

「飲みかけのワイン」第1話

私はとある派遣会社に所属していて、家の掃除や料理などを住み込みで行うという家政婦のような仕事だ。

ある日、上司から1年契約が決まったからと言われ、1人暮らしの男性宅を訪れた。
まだ顔に幼さの残る家の主は、
「はじめまして、○○です。君の事はなんて呼べばいいんだろう」。
と言ってにっこり笑った。
私はお好きなようにと答えてから脱いだ靴を揃えた。 つづく

あとがき
要望が強かった「幸せ」についての短編を書いてみました。
主人公の名前はご自由に想像して下さい。文和でもなんでもいいです。
タイトルは前回に続いて「○○かけの○○」となりましたが偶然です。
既に書き終えており何話で終わるのかも決まってますが、後は不定期に掲載していこうと思いますので掲示板等でご感想お聞かせ下さい。shaka

05年12月12日

俺達のタイムカプセルはどこだ?

思えば3年前の夏から、俺や俺達の無計画さは変わっちゃいない。そう思った。
3度目の挑戦。今回は600円の大シャベルを2つ買って望んだ。前回の十倍かとも思われる速度で掘り進み、もしや5分で見つかるのではと最初の5分間は本気で思ってた。
1時前後から掘り始め、朝の5時半まで2,3人が休まず掘り続けたのにも関わらず1円玉の詰まった金庫は出てこない。500kg分ぐらい掘ったろう。もっとか?とにかく母校の裏山を耕して耕して耕した。
もぅこの冬に来るのは危険。来年の夏、明るい時間帯に調査に来て下見をし、再挑戦することにした。それまでに金属探知機を手に入れておくことを忘れるな!

ちなみにこの日は007の誕生日前夜であり、食料を欲している彼には魚や肉の缶詰に加えてハリーポッター「秘密の部屋」のゲームキューブソフトが贈呈された。EAの自信作、是非プレイしてみたい。



「飲みかけのワイン」第2話

自宅がオフィスの現代では、生活に必要なものは全て「外の住人が」運んでくれるおかげで僕達「内の住人」は外へ一歩も出ることなく一生を終えることができる。
過去にはオフィスと自宅が分離していた時代があったらしいが、僕からすればその頃の人々はみな肉体労働者のようなものだ。
それにしても、一人暮らしとは退屈で寂しいもので、最近流行っているそうだが僕も外から共同生活者を雇ってみることにした。

約束の時間通りに現れた女の目はガラス玉のように輝いていた。
簡単な挨拶をしてから彼女のことをなんと呼べばいいのか聞いたのだが、お好きなようにと言われてちょっと困った。
3話につづく

05年12月14日

吹奏楽

1年ぶりに神戸大学吹奏楽団の友達に招待されて白鳥の湖Op.20などを聞いてきた。
こないだのサッカーの話やないけど、吹奏楽団というのは会社そのものなんですね。
企業活動に大切なことの1つに、社員が目標に向かって一致団結することがあると思いますが、吹奏楽ではまさに楽譜という事業計画書を共有することで一体感を高めています。目的がはっきりしないと無駄が多くてあかんね。指揮者が気にしていることはそういうこと。
吹奏楽と言っても音で楽しませるだけでなく、踊りが出てきたり簡単な演劇をやったりと視覚や工夫が凝らされている。お客さんを満足させるためには手段は選ばないね。
各パートのどれが欠けても分かる人には分かる音の幅の無さや薄っぺらさが出てくる。そういうことは企業でも起こっているのだと思います。会社やるとしたら吹奏楽団を目指したいですね。

ちなみにお気に入りのパートはティンパニ。動と静が激しくくっきりと分かれており、しかも目立つのがいいね。もしくはシンバル。舞台中央で鳴らす姿は優雅。



「飲みかけのワイン」第3話

今回の契約はぴったり365日だそうだ。なぜだか知らないけれど、私の会社では契約の延長は固く禁止されている。
ときどき契約破棄されることもあると上司は言っていたが、私はそうはなりたくないのでいつも精一杯だ。それに、ご主人は甘いものがお好きなので、私は趣味であるお菓子作りを楽しませてもらっている。
例えば彼はどらやきが大好物なのだけど、作るのがとっても上手いから教えてもらったことがあった。彼は私のことにとても理解があり、この職場には満足している。
4話につづく

05年12月16日

「飲みかけのワイン」第4話

彼女の働きっぷりにはほんと感心している。話し相手にも困らないし今までの退屈だった生活がうその様だ。
一人暮らしには慣れていたし、家事もそれなりにこだわってやってきたのだけれど、どうやら彼女は僕の好みというかやり方を早くも全部分かっちゃったのではないかと思う。例えば、ブリーフのたたみ方は3つ折りとかそんな程度のものだがなんでも覚えがいい。
僕はどらやきが好きで自分で作ったりもするのだけれど、もはや彼女の作るどらやきの方が美味しいのではないかとさえ思っているぐらいだ。
5話につづく



宮本茂さんのサイン入りマウスパッド当たる!

任天堂から封筒が届き、クラブニンテンドーのゴールド会員特典であるカレンダーが到着したかと思って開けてびっくり玉手箱。
まぁ100枚中48枚目という特になんのあれもない位置ながら、これは大切にしよう。うちはマウスパッド使ってへんし保存することになるが。マリオの親という顔よりもゼルダシリーズのプロデューサーとして崇めます。深い信仰心のおかげで当たったようなものだ。
サイン入りの何かをもらったのは初めてやなぁ。やったね!

05年12月17日

「飲みかけのワイン」第5話

彼の腕はごつごつしていて、それでいて肌はつるつるしていた。
昨晩、彼とソファーでとなりのトトロを鑑賞していた時のことだ。不意に彼の腕が私の腰に巻かれてきてびっくりした。もともと硬い体なのにこの時ばかりは体中が硬直してしまって、頭も熱くなって思うように喋れなくなってしまった。
彼が何を喋っていたのかもあまり覚えていないけれどそれはとても楽しい時間だった。そういえば迷子になったメイちゃんは見つかったのだろうか。また観なきゃ。
6話につづく



伏見工業高校ラグビー部

こないだ京都市役所前を通ったら広場で式典やってて、そこで初めて桝本京都市長を見ました。半年前から京都市民なのでこの人が我が町の市長なのか、和装ってのもなかなかいいですね。

その式典は伏見工業高校が高校ラグビーの全国大会らしきものに出場が決まったことを祝う会みたいなもので、調べてみたらこの高校、プロジェクトXに取り上げられた程の伝説の持ち主。全国でも有数のラグビー部を持ってるそうで。そうですか、是非アメフトに転向して立命に行って下さい。立命も今日甲子園ボウルで法政との試合を頑張るそうなのでね!

後、高校HPを見てもラグビーのラの字もないっぽいので、もっと広報ちゃんとやった方がいいと思います。

05年12月18日

「飲みかけのワイン」第6話

彼女との付き合いももうちょっとで1年になろうとしている。
1年を過ぎてしまうと彼女は外へ帰ってゆくのだろう。そのことを考えるととてつもなく寂しくなる。
子どもの頃、母に読んでもらっていた本に、大人になったら月へ帰ってしまうお姫様の話があった。彼女はどこへ帰るのだろう、僕には外へ出る勇気はないけれど。
できることならこのまま一生彼女と過ごしたいと言うのに。時が経つのをただ黙って見守るしかない毎日が歯がゆい。
7話につづく



アメフト鍋

トヨタ杯決勝は見てたけどどこが勝ったか名前わからず。その代わり浅田真央という名前を覚えた。氷上スケート世界一はすごい、年齢的にもすごい、それに最初浅真央で検索してアダルト女優が出てきたから覚えた。

まぁこれらは全て西レオ忘年会の最中にテレビで見たもので。今年は何ができたのか。特に思い出せない・・・まじで忘年してしまったのか俺は。
テレビでヒトヘルペスウイルス6による慢性疲労症候群で記憶を失うとかも見たけど、さっそく発病?
年末はゆっくり過ごしたいですね。(九州で)

うわ、今地震や絶対地震来た!そんな19日午前3時46分、おやすみー。

05年12月20日

「飲みかけのワイン」第7話

彼と出会ってちょうど1年目の夜。私達はゆったりとソファーに腰掛けワインを楽しんでいた。
幸せってこんなことなのかしらと思いを巡らせながら私は彼の言葉に相槌を打っていた。
私は今夜中にこの家を立ち去らなければならない。それは良く分かっていた。1年前から決まっていたことだし、それが私の最後の仕事なのだから。
でもそのことを切り出すことができず、あっという間に明日が来ようとしていた。
8話につづく

(※すんませんがお話を延長します。クリスマス完結にしよかなー。)



何事も気持ちの問題

今日、自宅のエレベータに乗ってて思ったが、今までエレベータみたいに遅い乗り物は使ってへんかったのに、ここんとこ連日で使っている。
普通に生活してたら帰宅は常に深夜が続くわけで、それに慣れてたはずがどうやら飽き始めたようだ…。精神的に妥協し、無意識のうちに階段を避けている。これではいけない。
電車でも最初は立ってるが、席が空くと座る。まぁ普通かも知れんが、今までの俺ではない、明らかに気が弱っている。これではいけない。
どうせ生きるなら闘志が煌くように生きないとね。毎日が修羅場と思へ。

以前、同い年の知り合いが遠方で自殺したことがあった。
その時に思ったのは、そいつは俺よりも死のうとしていたのは間違いない。でもおそらく、俺よりも生きようともしていただろう。普通の人間は死のうとは思ってないが、逆に生きようと意識して生きてるわけでもないかなぁと。その点、死ぬ人ってのはきっとどうやって生きようかもだいぶ考えたんやと思うから。その点では負けてたな、と。
気合だー!でも、ハッスルハッスルでも、フォーでも、なんでもいいから、喝を入れていきましょー。(円町キングに三国志がありますように)

05年12月21日

2次元バーコードを活用せよ

宝探しゲームができそう。壁一面に2次元バーコードをくっつけて張り合わせ、それを読み取りまくって暗号を解いていく、とか。単なる縞模様が文字情報を持っているというのは夢があるね。
まぁバーコードリーダーない機種の人とかは全く面白くないね。

でも、駅の時刻表の片隅に、バーコード貼り付けといて欲しい。紙の時刻表は大げさやから俺は写真撮ってるけど、情報をバーコードにしといてくれたらもっと楽やのにといつも思う。お金のかからない付加サービスをもっと考えてよ、カイロを外で配るぐらいなら車内で取れるようにするとか。あ、誰かが独り占めして終わりか…。

じゃあ切符の裏側に2次元バーコードを印刷しておいておみくじとか。
広告を2次元バーコードにしてしまって、客に暇つぶしをさせる(広告を自ら探させる)とか。そこら中にバーコードがあったら、いったい何を意味してるのか気になって、俺なら見まくってしまう。ほら、読めないハングル文字の落書きを見つけたら気になるでしょ。あれです。

05年12月22日

eliica  http://www.eliica.com/

この昆虫みたいな乗り物に小泉総理が乗ったそうな、うらやましい!
それだけか…。後、冷房の温度を1度上げるクールビズより暖房の温度を1度下げるウォームビズの方がCO2の排出量は5倍ほど抑えられるらしい。冬場がんばりましょう。
しっかしなんや今日の大雪は、風邪も手伝って自主休講(1教科は本当に休講)させていただきました。

05年12月23日

朝新福−夜九州 (鹿児島ラーメンが楽しみでしゃーない、の図)

23日午前7時37分、男性客9名、女性客2名。久々の朝新福菜館である。
ここの中華そばはやっぱ朝やないと、といい続けて1,2年。
今日は写真で折りたたみ自転車を持ってるやっしー君が18切符片手に九州へと旅立つ日だった。自転車を貸すため、新福を食すために前夜から泊まっていた。

彼はこれを書いている今すでに山口らしいが、福岡から熊本、鹿児島という順で一周するらしい。25日に出発する俺らと全く逆だ。すれ違えるのだろうか。すれ違ったら俺達は運がいい。富士の山すそで会いましょう。(※山口から釜山に行かないように)



皇太子殿下様ぁ!m(__)m

今日は天皇誕生日なので、息子さんの誕生日を調べてみました。
2月23日でした……。次期天皇誕生日って富士山の日かよ!!
覚えた、誕生日完全に覚えた。来年の夏までに平成が終わるのでは…などと考えてはいけないが、しかし、運命を感じずには居られない。
大体調べてみりゃ天皇陛下って俺のじいちゃんばあちゃんより若いやん!なんで愛子様まだ4歳やねん。お年玉あげようか?お兄ちゃん12月はちょっと稼いだよ。

誕生日は12月1日らしいけど、それが天皇誕生日となる日が来る前に死にたい。ってなんの話や!
どうでもいいけど、女性天皇ってのは議論するとこちゃうやろ。愛子様は紛れもなく我々日本国民の象徴であらせられます。それを疑う非国民は(富士山に)登らなくて結構。
愛子様にとっての父の日は富士山の日ですよね。富士山のようにどっしりと、そして美しい象徴として活躍してもらいたいですね。

05年12月24日

「飲みかけのワイン」第8話

僕は喋り続けた。彼女が外へ帰ると言い出せないように、ただひたすら何でもいいから話が尽きないように、口からでまかせに。
この1年間、彼女が居てくれたおかげでとても楽しかったし、毎日が充実していたんだと思う。あっという間に過ぎ去ってしまったこの1年。

彼女はどう思っているのだろう。やはり外へ帰りたいのだろうか。いや、例えそうだとしてもそれは契約のせいじゃないか。僕は彼女にずっと居て欲しい。彼女もきっとここに居たいはずなんだ。

あぁ、この日のために用意した鮮やかに色づくワインも、彼女が作ってくれたどらやきでさえも、もはや喉を通らない。
そろそろ…だろうな。僕は話をやめ、じっと彼女を見つめた。ありがとうとさようならの気持ちを込めて。
9話につづく
(実は手書きの原稿を無くしてしまい、打ちながら考えてます。)



お前はもう病んで祝われている

やぁヒロマス、お誕生日おめでとう☆
今日の京都市は雪がちらつき、その最中僕はシティポリスという団体の清掃活動に参加してきたんだ。1時間ちょいの清掃はとっても寒かったけれど、学生、家族、お年寄りと力を合わせて取り組んだ清掃は楽しかったよ。ハテナな出会いもあったしね。
今年も良い女性と巡り合うことはなかったね。いや、自分が良い男じゃないからとかそういうことを言ってはいけないんだ。
ほら、万有引力という言葉は聞いた事あるだろうけど、質量が大きいものほど相手をひきつけるんだったよね。僕はこう考えてるんだ。万人引力というものがあるとすれば、それは愛が大きければ大きいほどその2人をぎゅっと近づけるんだってね。

でもその愛ってやつは引力と違ってみんなに同じように伝わるわけじゃあないんだ。それは分かるよね?好き嫌い我がまま係数がそこには入っているんだよ。それが人間なんだ!どうだい、素晴らしいだろう?

キミの22歳を応援している一教師として言えるのはこんなことぐらいだ。シーユー!

05年12月25日

「飲みかけのワイン」第9話

文字盤の上で大きな針と小さな針が重なっていた。
ソファーで静かに抱き合う2人は動こうとしなかった。そのまま時間だけが過ぎていった。

数分して玄関から2人の研究者が現れた。
「教授、まだあのままですよあの2人」
「当たり前だろ、止めたんだから。さっさと回収して帰るぞ」
2人はてきぱきと部屋を片付けていった。

全く手のつけられていないどらやきを処理しながら部下が、
「しっかし1年は長すぎましたか。こいつら契約を平気で破りましたからねぇ」
「そういう問題じゃないだろう。例えどんな環境を与えられていようとも、与えられた命令に従わなかった彼らを現状では商品化することはできない。それだけのことだ」
「まぁ彼らの気持ちも分からないでもないですからねぇ」
「あぁ……よし、じゃあ帰るか。腹減ったろう?飯でも行くか」
「いいっすねー。僕は、そうですねぇ、ラーメンか回転寿司っすかね〜」
「おっ、ラーメンか、それに決まりだな♪」

笑い声と共に2人が去ると、部屋は再び静寂に包まれた。
洗浄された2対のグラスは、ガソリンの香りをまだかすかに放っていた。

おわり



あとがき

えー、今17時なんですが、そろそろ出発して九州に行きます。
福岡長崎佐賀大分宮崎鹿児島熊本の順に巡って来ようと思います。
その前に三国志大戦を2週間ぶりに解禁したいです。ハーツクライおめでとう!

ロボットの2人にはあえて名前をつけませんでした。名前から来る先入観を排除したかったのと、名前をつけると登場人物のモデルがばれてしまう恐れがありました。
また機会があれば楽しい小説を書きたいですね。長編は書けないというか、何年もかかってしまうから事実上無理ですが。今まで読んでくれてありがとうございました。

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