京都タワー

痛快投球映画「京都タワー」

あらすじ　　

京都タワーには、今でもある週末ボウラーの魂が潜んでいるという。

スゴ夫は建築家を志望している２２歳。
彼の祖父テッシューは京都では有名な建築家であり、京都タワーの建設が決まった時にも彼に仕事が託された。しかし、「京の繁栄（バブル）を象徴する巨大なピン」というコンセプトは、ボウリングブームの終焉を迎えていた当時は時代遅れとされ、最終的には東京タワーの設計を担当した天才建築博士のユメ爺が担当。京都タワーは現在の「海のない京都の街を照らす灯台」をイメージしたものとなった。

そんな祖父の無念を胸に京都タワーへと通う建築学部生のスゴ夫は、ある日、京都タワーの再建を任されている建築家のトシ子と出会う。トシ子は、幼いながらも京都タワーへの強い執着を見せるスゴ夫へと次第に魅かれてゆくが・・・。

キャスト　　※配役などは未決定
スゴ夫・・・建築家志望の主人公。夢は京都タワーの再建。趣味はボウリング。テッシュー・・・スゴ夫の祖父で建築家。京都タワー設計でユメ爺に敗れた。週末ボウラー。ユメ爺・・・天才建築博士であり京都タワーの設計者。テッシューとは犬猿の仲。トシ子・・・実はユメ爺の娘であり建築家。スゴ夫と不倫関係となる。寺島・・・トシ子の夫。スゴ夫とはボウリング仲間だが妻の不倫は知らない。

場面構成　　
１．何度か京都タワーを訪れるスゴ夫とトシ子の出会い２．テッシューの遺言（回想シーン）と２人の急接近３．トシ子の父が祖父の敵であるユメ爺と発覚４．愛する人を愛せなくなってしまって苦悩するスゴ夫５．京都タワーを壊そうと計画し、ボウリング仲間の寺島に相談する６．寺島がトシ子の夫だと判明し、さらにどん底に突き落とされるスゴ夫７．発狂したスゴ夫はトシ子と寺島を残し、線路がレーンに見えてしまい電車に轢かれ死亡８．翌日、報道でそのことを知った寺島夫婦は深く悲しむ９．スゴ夫の置手紙により全てが発覚（不倫やユメ爺の事など）１０．数年後　トシ子の新しい京都タワー完成（ピンの形）

(C)映画京都タワー製作委員会 2005