大学小児

大学小児
２００２年８月１１日第二日赤病院にて

皆知ってか知らずか、大げさに言うと俺はここ６年ほど闘病生活を続けている。ちょっとそのことに触れてみようかな、記念すべき連続更新一ヶ月最終日に。

昔は嫌いやった採血も嫌々通ってると慣れてきて今ではまだ嫌いです。薬は毎朝飲んでるけどそっちの方は慣れに慣れて、唾がちょっとあれば飲めるようになった。昔はコップ一杯の水を飲み干すまでに成功するかどうかっていう苦手さやったけど克服。まぁ俺が薬を異常なほどに嫌っている理由はそこにあるわけでして、普段からお世話になっていると、なんか薬を見ただけで「や～いお前薬なしでは生きていけないくせに」と罵られているかのような錯覚があるんやろぅね。だからメルカゾール以外の風邪薬とか漢方の類は断固拒否。

手術しとけばよかったかも・・・

手術したら１ヶ月で治る病気やけど軽いから薬でも治せますよ、大体３年ぐらいかかりますねぇ。というのを信じて薬を選んだのにもぅ７年目に突入し、当時１２歳やった俺は未だに小児科なんよね。だから小児科の身体測定器には180㎝なんて存在しない！！って言ってんの。でもある看護士さんは俺よりももっとデカイ患者を知っているとのこと、長年努めてるベテランの看護婦さんやけどね。しかもその人、俺が２ヶ月にいっぺんしか行かへんのに会ったら「坂部君こんにちは」すぐに名前が出てくる優れもの。おまけに「草津の何学部行ったんだっけ？」とかいって立大やってことは確認する必要もない様子、たったそれだけのことで俺は患者としてうれしいよ、いやほんま。

看護士さんのサービスが患者の需要を生む

ほんまにサービス業やと思うである意味。あのおばちゃんがいる限り俺はあの病院へ通いつめるだろぅ←危険思想。
そんなことは置いといて、実は今まで薬代と診察代払ったことありません。国が補助してくれてる病気やから。つまり刑務所で生活している罪人のごとく、俺はみんなが出し合ってくれた税金で生活してるねん。

でぇも感謝はしてへんよ！？そらそーよ

お互い様やんか、ねぇ？俺の出した消費税かってだれかの薬費になってたりだれかの救命器具になってたりするかも知れんし。助けあいなんだよ

だから別に３年が７年に長引いて、まだこれからも飲み続けなあかんやろぅってことも別になんとも思ってへんわけやしね。中学の時は体育の授業を控えるほどやったけど今はなんの問題もなしに毎日４時間ＰＣしたり過激にサッカーしてみたり。それもこれも薬のおかげでんがな、認めたくないけど認めてます。薬嫌いで薬を尊敬している人です

そうそう、ついに車で病院に行ったわけよ。ほんで受診科の印を駐車証に押してもらわんと違反になるんやけど、小児科の患者が自ら押してもらうのは滅多にないんやってさ、やっぱり。勿論小児科言うたらおばちゃん・おねえちゃんらが主流やから車は乗ってくるにしても、当の患者は乗れても一輪車、最悪ベビーカーやからね。待合室にオムツ専用バケツとかあるから。それに絵本読みたくても周りの大人への体面上、本棚の前を徐行することさえ許されへんし。サカベマサトシク～ンって呼ばないでください、怪しいフーゾクみたいなんで。そういう意味では患者への気づかいがなってへんのちゃうかとも思ったりしますが、血液検査の採血の時に「ちょっとチクッとするからね～」とか「ほら、このブタさんかわいいよ～」とか言って小児の恐怖心を和らげてくれないとこ辺りは納得です。そら縫いぐるみ突きつけられた日には文字通り頭に血が上って血液採取できひんからねぇ。まったくあいつらはうらやましい限りです。それなのに「おか～さん、やだぁ～」とか「あぎゃ～痛いよぅ痛いよぅ」とかわがまま言いやがって、まだ針刺してねぇっての！！それに俺なんて泣いてたら精神科にまわされるねんぞこら！！不平等だよ扱いが

ったくお母さんもしっかりしつけしてくれないと、ちょっと子どもが大きめの患者さんが迷惑するじゃないですか。そりゃー仕方が無いと言えば無いけど。ＧＢＡ持ってくんな・・・

そうそう、病院は電磁波あかんから携帯電話切ってるやんか。ほんで時間だけ見ようと思ってつけたら１１時？？分やってんか。時間はどうでもええねん。その後ろを笑顔で電話しながら歩いて行く白衣の男性は誰ですか？ぱっと見は確実に医者だねあれは、あれは医者だよ、ほかならぬ病院の廊下やしさ、聴診器首に下げてたような気もするし。

駄目だよね　そういうの　ね　駄目だよね？？？いいの？最近の医療機器って電磁波とかそういうのＯＫなんですか、お医者さん？

なんとも楽しいよ　患者ってやつは

次は９月に診察行きます