城崎にて

ご存知の通り、2002年3月22日、23日の二日間を使って京都市のずっと北の方角、県境にあたる兵庫県城崎郡城崎町へ行ってきてん。言うても城崎温泉に行ってきたってことや。
まぁ行く前から問題は起こったんやけどね、坂部茂仙波高橋の4人で行ったんやけど、名前書いた順番に京都駅到着や。10時5分の快速にまさか乗り遅れることになるとは、10時やで十時。本人が言うに5分前には駅に着いてたのに迷ってて結局10分遅れ。まぁその10分遅れが約70分の城崎到着遅れにつながるんやけどな、快速。乗り換えしなあかんしなぁ。園部、福知山で乗り換えなあかん。行きは大富豪に熱中してて時間の感覚を狂わされたまま到着みたいなとこあって、特筆すべきことはないなぁ。あえて言うならば、高橋の無口さには驚いたな♪嘘ウソ、奴はかなり興奮気味にバゥムクゥヘンをかじりながら「大貧民誰?」とか言ってた。
城崎着くやんか、もぅ最大の堕ちやね。Jスルーカード5千円分買ってた遅刻者を除く3人は、勿論カード使えへんから現金さらに払わされて、交通費無駄無駄無駄!しかも俺なんか仙波がJスルー普段使わへんし金ぎりぎりやからカード買ってくれ、って言いよるから、動揺して 一万円分もJスルー買ってもぅたやんけ!こんなん後から考えたら旅費の半分Jスルーやで、2万分の壱万じゃぁぁぁぁぁ!しかも 着いてからしょ〜もないもんに引っかかった、プリングルズクリスピーカレー味?あれは見た瞬間に欲しくなった、どこでも食えるっちゅうねん。駅前にさっそく噴水っぽいのがあって、人が集まって柄杓ですくって口に入れててなぁ、さすが城崎!って初めに思ったんがそれや。しかも不評、お湯まずいまずい らしい、俺は普通かなって思ったけどなぁ。旅館に荷物置きに行く前に腹減った。PGカレーを食べながら勿論茂が買ったダイソーの旅行書を片手にラーメン屋「末広」を探す、意外と高橋の勘が鋭くて、最短距離で末広到着!ここは訳ありのお店でしょ〜立宇治生にとっては。なんせ三室戸駅前の、あのピックアップを乗っ取ってまで営業を始めたお好み焼き「すえひろ」と同じ名前なんやから、行くに決まってるやん。
着いてビックリ玉手箱やで、見た目閉まってそうやったけど、訳有りやから勇気を出して扉を開く。真っ暗やで、カウンターの後ろにテーブルが2つ置いてあって、その間に店主のらしき婆ちゃん自転車が目立って目立って。奥にテレビが置いてある座敷が見えて、化粧中のおばちゃん(以降ヒロスエ)発見!「今食べれますか?」「うんにゃ〜パックしとってからにねぇ・・・(聞き取れへんかった)」しかもその後の素早い応対。まず重い荷物を置かせて、店内の自転車を店向かいの電柱裏に。御品書きを眺めて悩んでいる俺らに、中華そばは雑誌に載った気がするとぼそり。知ってんねん!最初から注文は決まっててん!しかし中華そば4つを音も無く数分で作った広末はさすが!カウンタ越しに動きは見えるけど音も無く料理が出来上がるのは、ずっといつから作り出すのか不安やったし!やっぱり貸切やから、ついつい喋ってまうなぁ、ヒロスエすごい人や。暴力団の話(城崎の歴史参照)とか医者の息子とか取材の話。一緒に写真とった〜♪そのうち掲載。写真撮る時化粧のことを気にしてはったから、ヒロスエに「大丈夫ですよ、雑誌には載りませんし♪」と冗談かましといたけど、はっきり言ってWWW進出やでヒロスエ!「るるぶ」どころちゃうし!ワールドワイドやからねこっちは。650円を600円にしてくれて、店前の道を折れるまでずっと見送ってくださったあのヒロスエさんには是非世界進出して頂きたい!
さてさて、ご馳走様でした、めっちゃうまいであのあっさり味中華そばは。杉千代御免!で、道を折れて旅館を目指したんやけど、すれ違う人の半分ぐらいが裸でやな〜裸って勿論浴衣着てるで期待せんといてや。ゲタをカランカラン鳴らしてやなぁ、劣等感やんけなんか。タオル首にかけやがって、まぁど〜でもええわ。チェックイン!高橋がすげぇぇ金を払ってくれた1万2千円、仮払。ちょっと休んだなぁ、温泉行く前に。ほんで夜まで時間あるから買い物行って、なんか「カニみそソフト」に騙されて、薬かあれは!っていうね。底のバニラが妙に引立つから、先にみそられると。帰って着替えや。浴衣一枚で外に出ても、意外と暖かくてびっくりしたわ、今度は俺らが4人でカランカラン五月蝿い音鳴らして歩く番。ちょっと私服に優越感を覚えた。湯は熱い!カドミウム入ってる!って言うても0.0001mg/kgぐらいやったかな。やっぱり露天は上半身と下半身の温度差が気持ちええわ。帰りにすでに土産買ってたっけな。そ〜言えば酒必要やろて言う奴がいたから何買ってた?地ビールやっけ、城崎ビール。なんや麻雀しに帰ったよな、9時ぐらいやったっけ?覚えてへんわ。そっからハムナプトラ+麻雀やんけ、麻雀の間、ずっと後ろでハムナプトラやっとんねん、集中力途絶えすぎ!誰まで行ったか判らんの多かったし。さすがに11時過ぎたら集中してったなぁ、それに連れて、「あ〜酔ってる酔ってる、熱いな〜」とか言い出して♪当たったら、「あかん、まわってるわ〜」とか言うて、完全に飲んどるね。1時半ぐらいに終わったんが不思議や、なんとなく疲れてたからなぁ。そのはずやってんけど、結局寝たん7時前やろ。喋ることぎょーさんあったしたぁ、突然、あのな坂部、とか言うてくるし、参るわ。それぞれ一通り過去の精算したなぁ、特に恋愛のこととかを中心に。そんなフラフラの状態で、8時に起きて温泉行きだすからなぁ。耐久レースみたいやったで。でも朝の風呂、むっちゃ温まって快感やったなぁほんま。そ〜そ〜天気が変やったしな、旅館でたらヒョウ降ってたやろ、もぅぐったりやったなみんな、帰りのことを考えてて。駅着いたら着いたで60分待ちやしな、室内切符売り場で暖か談話してたから良かったもののやであれは。福知山までも、距離と駅数の割りに、すれ違いで待つ時間が大きいねん!総合待ち時間だいたい20分ちょっとやろ 。まぁほとんどみんな寝てたけどや。逆に福知山での微妙な20分は良かった。駅弁も買えたし「鬼うどん・そば」食えたし。もぅ寒い時に汁系は最高やなぁ。なんでも美味く感じるねん。福知山から園部は遊んでたなぁ、でもそれぞれ体調不良を訴えてたけど♪そんな時に「楽しかったけー?」とか呑気なメールよこした奴おってやな、こんなん来た瞬間にみんなで組んで混乱させたろ思たやんけ。園部らへんで事故った事になってるし、俺なんか足裏火傷で入院や。しかもそんな時までみんな嘘やのに、「茂を信じる」とか意味分からん、みんな嘘や言うてんねん!ほんま栗東行ってるし理解不能やわ。ってことで解散。旅行総時間30時間(代表坂部筆)
主な城崎の攻め方(お勧め順)

 JRを使う:京都→園部→福知山→城崎(駅省略)
   車を使う:山道危険、到達時刻不明確、他々危険
その他を使う:片道線路距離150km弱→歩かないで

京都から城崎までは、普通電車構成ですと約4時間はかかります
快速電車や特急を利用すると約2時間に短縮できます
JRを利用した場合は2520円、特急を使うと4500円
ぐらいかかります、時間とお金の2次方程式を解きましょう

城崎を満喫する

1 食を楽しむ

  城崎で一番うまい中華そば 「末広」

−解説−
  おばあちゃんが一人できりもりする活気ある丼物屋
  城崎で中華そばと言えばここ、と言われるほどのあ
  っさり美味の他にも牛丼やうどんなども揃えてある
  おばあちゃんの人柄に惹かれてついつい話し込んで
  しまうのも、客にとってはとても魅力的な空間です

2 体を癒す(Rits国語科と行く城崎)

  旅館に泊まって、外湯めぐりを体験しよう
  
  城崎にはな、7つの湯が1km以内に集まってるねん
  そやし寒さを無視すればすべてをまわることも可能
  まずは旅館探しから始めたらええんちゃう
  ※素泊まりでも外湯を無料で入浴できるねん

3 町を散策する

  ロープウェイや寺があることは知ってるんやけど
  残念ながら、散策する余裕は無かったから
  代わりに観光協会のHP見たってぇや

城崎の歴史

  先述の末広のおばちゃん(以降ヒロスエ)との対話によると
  城崎には20年ほど前まで暴力団員がわんさかといて、非常
  に治安が悪かったそうな。それを市民と警察が協力して追い
  出し計画を強行した結果、全くいなくなったという話である
  城崎町役場の外壁の掲示板によると、城崎の商店街?通りの
  事故死亡者0人保持日数3000日まで後117日だそうな
  暴力団が一つもなくなったことも、この成果の一因だという


記録写真
旅館室内にて4人で