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２月８日、宇治フレンドスクール(以下、ＵＦＳ)主催の琵琶湖博物館への遠足みたいなものに行ってまいりました。 ＵＦＳには宇治市全域の障害児・者が集っており、時間を見つけてはいろいろな課外学習を行っているよぅです。今回は主に大学生のボランティアが中心でした。１人が１人のこどもを担当して一緒に行動するというその相方役を担うわけです。障害の度合いは様々で、歩けなかったり足し算ができなかったり喋り難かったりしますが、みな仲間意識だけは持っているところが素晴らしい。半年近く会っていない釈迦部の顔も覚えていてくれます。当然といえば当然ですが、うれしいですね。 今回の僕の相方は小６でこの春から晴れて中学生になる男の子。始めはその子がどのような特徴を持っているのかが心配です。とりあえずバスに乗り込んで滋賀へ向けて出発しますが・・・。 とりあえず一緒に座って名前の交換です。 と、思ったら彼からしゃべりかけてきました。 「あのぅ、これいつからはじめたんですか」 いや、むっちゃまともやん（逆に戸惑いました） 「あ、俺は３年ぐらい前にクリスマス会に参加させてもらった時が初めてやったかな」 その後予想外に反してむっちゃ喋る少年。名前聞く暇もないよ○田君。教えてよ○田君。 彼の話では修学旅行は三重県へ。地引網でカニを取ったとか語っていましたが、やはり楽しかったのは夜。いつの時代も変わりませんね〜。枕投げが一番楽しかったそうです♪僕らもやりましたよ。ほんと変わらないね。あとトランプゲームとかですって。で、きまって先生が見回りに来て怒られる。その子らも３度注意されながらも遊び続けていたそうです。 いいですよ〜、生小学生。 でもねその子、どう付き合っても普通の小学生よりも賢いんです。 だってかなりちゃんとした敬語だもん！それに気ー使いまくり！持ってきたパンをあげたら「いやいやそれは・・・あのぅ・・・」といってすまなそうな顔で断るし。普通は遠慮なんてしないだろ小学生！！悪いという気持ちはあっても難しい敬語は知らないから言葉はでないらしい。確かに「申し訳ないですし」「めっそうもありませんよ」「お気遣い結構です」なんて言われたらそれこそ「かしこ過ぎる」という障害なのかも知れませんけれど。 あと、話の節目で「話は変わりますけど」とか言うところもすごいね。もぅまるで商談してるような気分でした♪ しかも彼はものすごく物知りなんですよ。 一応喋りかけるのが仕事みたいなものなので色々とネタを探しては話しかけます。 例えばバスの外の景色ですね。 「あそこに並んでるあの木はなんやろぅなぁ。桜かなぁ？」 「柿ですね。柿だと思います。桜かなぁ？」 ・・・。（気まで使われてる） 「（琵琶湖湾岸）見てみ、鳥が集まって飛んでるぞ〜」 「ほんとだ、ゆりかもめだ。なんで集まってるんだろぅ」 ・・・・。（なにも「ゆり」まで特定しなくても・・・） 「そろそろ宇治にもない景色になってきたなぁ。どこまでも土ばっかやん。温室もたまにあるけど」 「ほんとですね。温室の中の葉だけは緑色なんですね。メロン作ってるのかなぁ」 「へぇー、メロンは暖かくないとあかんのか。北海道とか有名やのにね」 ・・・。（負けた） といった具合でして。話していたらこっちが付き添ってもらってるのかと思うほどしっかりしてます（汗） 琵琶湖博物館には琵琶湖の生い立ちから人々の暮らし、淡水の生き物の水族館や企画展示室があります。 それらを一緒に歩いてまわったわけですが、やっぱりこどもは無邪気ですね〜世界の楽器体験コーナーがあるんですが、はまってはまって♪ 夢中になって仕事を忘れてしまい、彼を待たせてしまいました！！ おまけに「時間がないですから・・・」などと気を使わせてしまったわけで、本当に申し訳なかった○田君。 でも水族館に入ると立場逆転しました。ガラスに向かって手をたたきつける姿はこどもだ。俺にはできないです。大学生（身長１８２ｃｍ）が喜んで水槽を叩いてるのはどうかと。 てなわけで、最後に参加した「わらでわら細工を作ろう」企画。 わらを紐であんで「むしろ」みたいなものを作るのですが、帰りのバスの発射時刻が迫り、時間切れのため断念。 実は朝日新聞が取材にきてて、ちょこっと写真撮られました。 なぜか彼はカメラを向けられると机の下に顔を隠していたけれど・・・ 写真が嫌いなんだね。俺は別によかったんだが恥ずかしいのは分かる。 とにかく楽しい一日でした。また行こうね。 それから琵琶湖博物館は普通に行くのにもお勧めです。入館料大学生４００円、大人５００円。ついでに水生植物公園もまわれば半日がつぶれると。行こうよ誰か。（誘う人いねー） 今気づいたんですが、冒頭で宇治フレンドスクールをＵＦＳに省略したものの、直後の１度っきりしか使ってない(^0^) おしまいです。琵琶湖は日本最大最古の湖ですたい。 |
