よく言われるのが、犯罪者は憲法という決まりに耐えかねた犠牲者であるということです。人間の中だけで考えますと、人間は生まれついて人間社会に適応しなければならない運命です。それら自分よりも昔に生まれた人らが培ってきた伝統の規則で、成長する中で自然とその中に納まっていきます。親が決まりを守る姿を見て意味は考えずに(意味など無いが)真似る習慣がつくのです。しかし、集団として考えると必ず例外が出てきます。一般的に、犯罪者と呼ばれる人は人から嫌われていますが、逆に犯罪者を思いやる考え方もあります。それが先ほどの犠牲者案でしょう。 僕は基本的にどちらとも言えない考えですから、強盗殺人犯などを憎むこともあれば、売春者や買春者によってはこんなこと他の人に決められてるだけで犯罪者扱いは殺生やと思ったりもします。が、逆に言うと、決まりがあってその後に生まれてきたのだから、守ることは生きさせてもらえる条件だとも思います。結論がありませんが、決まり事にはそれを定める必要があったはずなので、過去を知ろうともせず今のルールにいちゃもんつけるのはどうかと思います。 意見をまとめますと、犯罪というのは犯罪者が行った行為が後から考えてみると決まりに反していたという結果だと思っています。たまたま法律に反してしまった、ああ運が悪い、被害者だ、と言っているわけではありませんが、いちがいに世の犯罪者をキチガイと決め付けることはしたくありません。なんでかって俺にも例外があるから。納得いかない決まりは勝手にいわゆる言い訳をして筋を無理やり通す我がままがある以上、私は被害者ぶってやりますぜ ※これを書いた動機は、2チャンネルで猫の虐殺を実況して書類送検された無職の刑罰より、女子高生を買春した容疑で逮捕された有名漫画家の刑罰の方が重かったという8月8日の話題から発生しています。 |