マイク診断

マイク診断 02/07/17

大学の講義などで、マイクを使って授業する先生がやはります。持つ部分なんか２０ｃｍぐらいしかないのにマイクの持ち方１つ取っても人それぞれですね。そして私は勝手に決めつけました。マイクの持ち方と性格は関係あるのだ、と。

仮説１
「マイクの角度が体に対して急になればなるほど気が若い」

マイクを握る角度、これはありそう。俺は微妙に２５度ほど傾けてるかも。それに比べて我が「現代の科学技術Ⅲ」の大人し～い教授はほぼ地面に垂直胸に平行。しかも動かない、マイクがびくとも動かないのだ！！この角度の特徴は、仮説５の脇の開きとも関連してる。脇が開けばマイクも傾く。気が若い人はやっぱり見た目が恰好いいですね。

仮説２
「マイクの握る位置が上であるほど、口に近い部分を握る人ほど気が若い)」

これも一種の見た目かと思います。歌手なんかやと、マイクの集音部位を握って口に当ててる人とか居たり。マイク頭のつけねを持って、下の部分をぶらぶらと振り回す姿が若い。ついでにそうしてる人は比較的若いね。その点、我が「現代の科学技術Ⅲ」の教授はものすごく先の先を握っています、しかも両手で大事そうに。この姿を見た時に、老いるに従って手が口から離れることに気づきました。

仮説３

「マイクを利き手の逆で持っている人は、人前で話すのが得意（利き手が動かせる）」

さぁ、そこまで考えてマイク持つ人がいるかどうか。それに別に利き手が動かせることがどういう利点を生むかも疑問ですし。これにはまったく根拠がないと言わざるを得ません。あえて言わせていただくとすれば、選挙演説のバスの上でどいたかこさんを応援していたたなかまきこさんは左手にマイクを握って右手を振りまくっていました。ちなみに我が「現代の科学技術Ⅲ」の教授は両手で握ってます。でも常に左手で握って右手を添えている気がします。両利かずですね、やっぱり話すのは苦手みたいです（授業中僕達生徒の方を向いてくれるのは僅かに３回ほど、講義中に目が会ったのはなんと一回だけです）。

仮説４

「マイクと口との距離は、聞き手への説得力に比例している」

え？逆じゃないですか、普通？と思われるかも知れませんが、自然と口にマイクを近づける時は説得力があるものです。その極端な例を見ました。マイクを握ったまま地声で喋る人です。聞いている人は聞きにくそうに集中し、とはいえかなり透き通った大きな声なので不快ではなく、爆発的な説得力を生みました。例外はあります、あくまでも傾向です。ちなみに我が「現代の科学技術Ⅲ」の教授は「脇・肘・手首」が硬直し、終始口からマイクの距離が非常に近く保たれています。脇を閉め両手でマイクの尾を抱えて喋る姿は華麗ではあるが、その内容はちんぷんかんぷんという説得力です。

仮説５

「マイクを持って喋る時、脇が開いていればいるほど気が若く積極的だ」

これは見た目「偉そう」「積極的」などの印象を与えることがその原因ではないかと思います。脇が開いていればジェスチャーも含まれているでしょうし、そういった前向きな姿勢は若さたる所以（ゆえん）。その点、我が「現代の科学技術Ⅲ」の教授はずぅっと胸の前で手を握ってはる。脇が開くなんて恥辱ことは考えられない。やはり気が老いると消極的になって自分を守ろうと体を狭めてしまうものなのでしょうか。

以上、お付き合い下さり誠に有り難うで御座る。あることないこと言いがかりつけましたが、追加・訂正など御座ったら遠慮なく発言するで御座るよ（Ｏ＿Ｑ）

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