人生のビジョン


「僕と彼女と彼女の生きる道」を見て痛感した大切なこと。

〜ドラマのあらすじ〜
仕事に夢中で家族より仕事を優先させていた男が妻に逃げられ、子どもの気持ちも理解できずに強く当ってしまう。今まで家族が無機質な関係でしかなかったことに気づき、大切なものを求めて変わっていく主人公は、生きる目的を新しい価値観によって見出していく。


目的があるから何かに頑張れる。受験はほとんど誰もが経験する目的の1つ。

よく、合格した後に何もすることがない、ゴールが合格だったなんて話があるけど、それは、受験というものが単なる目標に過ぎなかったから。

もし、事前に人生のビジョンを描き、例えば学歴や知識によって社会的に認められた人間になるという大きなビジョンがあれば、受験はそのための1つの目的ということになったはず。


価値観はその目的を選択したり、達成する時に関わってくる大切なもの。


そんな人生のビジョンを、死んだ時を想定して考えてみた。


◆俺の死を悼む追悼の言葉◆

釈迦はいつになっても子どものように無邪気であり、それでいて周りのものを魅了してやまない不思議な安心感を与えてくれる人でした。物事に取り組んだら離さず、誰よりも責任感に燃え、時には筋を通す為に必死になって戦った姿。そして、そのところどころで振りまく笑顔は、彼と笑みを交わした私たち全ての心のよりどころとして、私たちを死ぬまで支え続けてくれることでしょう。ここに集まった誰もが、彼を何度も何度もうそつきだと思ったことでしょう。そんな彼の口癖は、「うそっていうか冗談なんやけどな」でした。彼は生活にユーモアを忘れませんでしたが、お世話になった人やものに感謝をすることもまた忘れませんでした。そんな彼に心を許した日々を思い出して、今こそ私たちは感謝の言葉を、笑顔でそっと投げかけたいと思うのです。なんせ彼は、誰よりも笑顔とありがとう、そしてラーメンが好きな人でしたから。


2100年 釈迦永眠(享年117歳)


やっちゃった。まぁこういう感じで死んで行くということで。


とりあえず、やはり優先順位というものが大切やと思う。

その行動はビジョンに沿っているか。近づいているか。

ビジョンから遠ざけるものは遠ざけ、近づけるものに近づく。


そして、人生のビジョンは1度決めてそれで終わりなわけない。

多少なりとも日々移り変わっていく興味や思想に合わせて、ビジョンを常に練り直さんとあかん。


つまりは、結局死ぬまでビジョンを描き続けるわけか。

自分が死ぬまでのビジョンを死ぬまで描き続ける・・・。


とりあえず、家族と仕事の2つはよく天秤にかけられる。

今は仕事がない(家族もある意味ない)からよく分からんけど、いつか俺もその2つで迫られるんかも知れん。

最初は仕事に没頭してるかも知れん。
けど、そうやとしても、もし家族の笑顔が少ないのなら、俺はドラマの主人公のように少しずつ変わって行くことができる気がする。


そのためにも、ビジョンを描き、近づこうとする価値観を大切にしたい。


※このページは、FULL STEAM AHEAD!っていう本を読んで影響を受けています。

直訳すれば「全速前進!」で、目的がはっきりしていて、そのことに確信があって迷いがなく、しかもそれを実現できる自信にあふれていて、どんな障害があっても断固として進んでいける状態のこと、らしい。(作中より抜粋)


で、その本は大学からの友人に借りた。
今があるから未来もある。今の生活を考えさせられる時間をもらった。

ありがとーございます。感謝を忘れない忘れない。


あなたの生きる道は何ですか。

04/09/23