第3回自己流ラーメン研究会
〜自己流のラーメンを追求する研究者達の記録〜


【職人】
mako/殿下/たーくん/おーじろー/shaka家3名


【仕入先】
パケット新堀川店:食材一式
おーじろー:ラーメンどんぶり×3


【日程】
2012年5月4日
10時半〜 パケットへ買い出し&TSUTAYAでレンタル
11時半〜 チャーシュー作り開始
12時半〜 映画「さや侍」を鑑賞
14時半〜 ラーメン実食
15時半〜 子どもの相手・三国志大戦TCGなどお遊戯の時間
18時 解散


【今回の目的】
・チャーシュー作りの基礎を学ぶ
・あわよくば自己流チャーシューのヒントを掴む


【チャーシューレシピ:11人前】
豚バラ肉・・・1100g
昆布・・・手のひらサイズ×1本
九条ねぎ・・・3分の2本程度
生姜・・・5片
料理酒・・・400cc
醤油・・・400cc
甜麺醤・・・小さじ4
砂糖・・・大さじ4
サラダ油・・・少々 はちみつ・・・お好みで50ccとか
コーヒー・・・顆粒を少々
スピードブレスケア・・・お好みで5粒ほど

※鍋はサーモス社のシャトルシェフを使用


──前回迄に成し得なかった唯一と言っても良い課題。それがチャーシュー。
ラーメンの五大要素には必ず入ってくるであろう重要な要素でありながら未挑戦であったので、今回はチャーシューのみに焦点を当てて、サブタイトルを「自己流チャーシュー研究会」とした。

【チャーシュー作り】



肉・野菜・生姜の断裁はshakaが担当しました。
ネギは3分の2をチャーシュー煮込み用、残りは小口に切って盛り付け用に。




豚バラ肉はmakoが担当し、軽く焦げ目をつけてくれました。




鍋パンパンに肉が詰まっていて、上手に焼くのは大変そうでしたが上出来でした!




煮汁部隊は、たーくんとおーじろーの微笑ましいコンビ。
北京ダックを食べる時にも添えてある甜麺醤を使うのか〜。




ちなみに殿下はHIROTO担当。
葉加瀬太郎(DVD)と一緒に子どもの相手をしてくれていました。




それでは豚バラ肉を敷き詰めた鍋に煮汁を投入です。




良い感じで肉が沈みました。500ccちょいは水を足しましたが。




でも“自己流”なんで余計なことします。
後々考えるとコーヒー風味は皆無だったので、もっと入れれば良かったです。




ここまでで、こんな感じとなります。




お次ははちみつです。肉が柔らかくなる?とかならないとか。
投入量は50ccほどでしょうか、結構たくさんドバっと入れても問題ないです!




この際、この商品のお力も借りましょう。
でないとチャーシューの臭いが我慢できませんので♪




ついにここまで来ました。後は沸騰させてあくを取り、保温器に入れるだけ。
保温器に入れてから1時間以上放置で完成です♪
保温が長くやるほど味が染み込んで美味しくなるんですが映画鑑賞開始…




ラーメンチェーン店の天下一品が40周年記念として制作した映画「メンゲキ!」を
TSUTAYAで探したものの無く、次にラーメン侍を探したが新しすぎて無い。
侍つながりで“さや侍”を観ることとなったのである。




序盤、いきなり斬られるシーン。意味不明。
新手のキル・ビルか??




普段は全く笑わないHIROTOも、さすがにこれには苦笑。


そして結局、さや侍は切腹。(=笑いすぎて抱腹絶倒)





さて、さや侍上映の間にちゃんと煮込めたかな?

チャーシューの状態を確認してみましょう…




恐る恐る開けてみた。なんとまともで美味そうな匂いなんだ♪




今回はチャーシュー作りが目的なので、ラーメン部分は省略!
市販の生麺+スープの元を3種買ってきました。




ラーメンを茹でる用が手前2つ。奥の鍋はスープ用です。6人前。




順番に盛りつけていきます。




6人前を家庭用厨房で一気に作るのはムリっす!




makoらしいシンプルで清潔感のあるラーメン。




「間違いなくおいしいって」
そんな風に口々に言うてました。匂いが間違いなかった。




肉はてんこ盛りにしても6人にしては多すぎました。そら11人前レシピやからな。
他にも焼き海苔やメンマなどshaka家にずっとあって捨てたかったような食材を盛りつけて見た目よし!
あぁだこうだ言って回し食いしながら楽しく頂きました〜☆


【shaka総括】

今回はチャーシュー作りでしたが、どちらかと言えば薄味やった気はします。
圧力鍋じゃないんで、シャトルシェフはあくまでも長時間の煮込みを必要とするかと。
でもまぁチャーシュー作りの基本は分かったんで、次はもっと別の斬新な方法で肉を作りたいなとは思う。直感でこの食材でこう作ったら美味いはずだって創作が好き。

そして、ラーメンをスープ・タレ・麺・肉といった具合にパーツ毎に分けて個別研究をしているわけだが、チャーシューってのはあくまでもスープ・タレのラーメンベースに合わせて最適な味・見た目を追求すべきもんで、チャーシュー有りきのラーメンは嫌やなとも思いました。

次回はいよいよスープ・タレ・麺・肉が自己流のラーメン作りができるかと。
余裕があればメンマ作りやタレの研究も個別で行なっておきたい。誰か頼む…!


【yassy総括】

「自己流」の定義(方向性)を考えた方が良い時期ですね。
自己流=奇をてらう調理なのか、真剣においしさを追求した上での調理なのか。
後者になるとエンタメ感は目減りするかもしれないけど、5年後ぐらいには本当に出店ということもあり得るかもね。店名は「釈迦部屋」で。ついにリアルな部屋に。

僕の研究会イメージとしては、バンドみたいに担当の人間がそれぞれ麺やスープを極めて、それらを一つの作品にまとめ上げる感じが好きかな。
ちょっと、調理実習室とかを借りて頑張りたいですね。その前に座学の勉強会をしたい。情報不足甚だしいので。各自、ラーメンについてのレポートをまとめてプレゼン大会やな。お題は後ほど発表で。笑


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2012年5月5日 shaka
同5月6日一部修正・yassy総括追記 shaka